家電の型番の調べ方 — 本体のどこに書いてある?

公開: 2026-07-17

型番(形名)とは

「KC-30T2」のように、アルファベットと数字を組み合わせた識別コードを型番(メーカーによっては「形名」とも呼ばれます)と言います。空気清浄機や加湿器のフィルターなどの消耗品は、この型番単位で適合する品番が決まっています。

「シリーズ名は覚えているけれど、正確な型番までは分からない」という方は多いのではないでしょうか。カタログや店頭の商品名だけでは、年式違いのモデルを取り違えてしまうこともあります。消耗品を探すときは、思い込みで注文する前に、まず本体そのものに記載された正確な型番を確認することが第一歩になります。

1文字違うと、別の消耗品になることがある

「だいたい合っていれば大丈夫だろう」と考えたくなりますが、これは実際に事故が起きやすいポイントです。

当サイトが収録している395機種を調べたところ、型番が1文字しか違わないのに必要な消耗品が異なる組み合わせが493組ありました。決して例外的なケースではありません。

具体例を挙げます。ダイキンの以下の2機種は、末尾が1文字違うだけです。

型番集じんフィルター加湿フィルター
ACK70TKAFP078A4KNME043B4
ACK70UKAFP085A4KNME043B4

加湿フィルターは同じですが、集じんフィルターの品番が違います。ACK70U をお使いの方が「ACK70シリーズだから」と KAFP078A4 を購入すると、適合しない部品を買うことになります。

型番の末尾1文字は多くの場合、発売年度などの世代を表しています。世代が変われば内部の設計も変わりうるため、消耗品の品番も変わる、というのは自然なことです。シリーズ名や数字部分が同じでも安心できない、という点だけは覚えておいてください。

本体で確認できる場所

背面・側面・底面の銘板シール

多くの機種では、本体の背面や側面、あるいは底面に貼られた銘板(表示ラベル)シールに型番が記載されています。銘板には型番のほかに製造番号や電源仕様(電圧・周波数)なども併記されているのが一般的です。

文字が小さく、周囲の文字列と紛らわしいこともあるため、見つけたら型番の部分だけを正確に書き写すか、スマートフォンで拡大して写真を撮っておくと後で確認しやすくなります。設置場所によっては壁や家具との隙間から見えづらいこともあるので、無理のない範囲で本体を少し引き出して確認してみてください。

銘板には複数の番号が並んでいます。「製造番号(製番・シリアル番号)」は個体ごとに異なる番号で、消耗品を調べるのには使いません。探しているのは製品モデルを表す型番のほうです。桁数が長くランダムに見える数字は製造番号である可能性が高いと考えてください。

前面パネルやフタの内側

背面や底面に見当たらない場合は、フィルターカバーやタンクの給水口などの開閉部分、前面パネルの内側に型番が印字されていることがあります。お手入れのためにフタを開ける機会に、あわせて確認してみてください。加湿機能付きの製品では、給水タンクを取り外した際に見える本体側の凹部に表示があることもあります。

今入っているフィルターから逆引きする

本体の型番がどうしても見つからない場合、現在入っているフィルターに印字された品番から逆に調べるという方法もあります。フィルターの枠やラベルに「FZ-D50HF」のような品番が書かれていることが多いためです。

当サイトでは品番ごとのページに対応機種の一覧を掲載しているので、品番から自分の機種を絞り込めます。ただしこの方法は、前の交換で正しい品番が使われていた場合にのみ有効です。念のため本体側の型番も確認できるとより確実です。

本体以外で確認できる場所

本体のシールが汚れや経年で読み取りにくくなっている場合は、他の場所からも型番を確認できます。取扱説明書の表紙、保証書、購入時の外箱(側面や底面の表示ラベル)には型番が記載されているのが通例です。

取扱説明書を紙で保管していない場合は、メーカーの公式サイトで製品名から検索して見つかることもあります。また、通販サイトで購入した場合は、注文履歴の商品名や商品ページ、納品書に型番が記載されていることが多いので、あわせて確認してみましょう。引っ越しや模様替えで外箱や説明書を処分してしまった場合でも、本体の銘板シールさえ見つかれば型番は確認できます。

読み間違えやすいポイント

末尾の色柄コード

型番の末尾についている「-W」「-S」などの1〜2文字は色柄・仕様の違いを表すコードで、これを省いた型番で消耗品を調べても問題ないケースが多くあります(当サイトは色柄コード付きの型番でも検索できます)。この末尾コードは本体の色によって変わることが多いため、同じシリーズでも表記が微妙に異なる場合がある、という程度に捉えておくとよいでしょう。

ただし前述のとおり、ハイフンの前にある1文字は世代を表すことがあり、こちらは省略できません。「ACK70S-W」であれば、-W は色柄コードなので省いても構いませんが、S は機種を特定する重要な文字です。

紛らわしい文字

手書きメモや写真から書き写す際は、以下の組み合わせを見間違えやすいので注意してください。

フォントの違いに注意して確認してください。ハイフン「-」の有無や位置も型番の一部として意味を持つことがあるため、省略せずにそのまま書き写すことをおすすめします。

検索してもヒットしない場合は、末尾のコードを取り除いた形や、ハイフンの位置を見直して再度試してみてください。

型番がわかったら

型番が確認できたら、トップページの検索ボックスに入力して対応する消耗品を調べてみてください。部位ごとに純正品番と交換目安が表示され、それぞれメーカー公式の適合情報ページへのリンクを付けています。購入前にそちらでも照合できます。

メーカーごとの型番一覧から探したい場合は、シャープパナソニックダイキンの一覧ページも用意しています。

フィルターの交換タイミングが気になる方はフィルター交換時期の目安、純正品と互換品で迷っている方は純正フィルターと互換品の違いもあわせてご覧ください。